ハンターハンターの家庭用ゲームと舞台は、18作のうち13作が1999年10月〜2004年8月に出ています。1999年版アニメが、TVからOVAへ続いた約5年。
ただし、TVが流れている月に出た作品は少ない。ゲームが1年でいちばん多く出たのは、TVの最終回のあとの半年。2011年版のTVが流れた3年間は、家庭用ゲーム1作だけでした。残る4作は、2022年の連載再開のあと。
※ゲーム・舞台の題名や題材に出てくる編の名前(ヨークシンシティ編・グリードアイランド編)に触れます。扱うのは単行本既刊分(〜39巻)まで。
ハンターハンターのゲームが最初に出たのは、1999年版アニメの放送中
1999年版のTVアニメは、1999年10月16日から2001年3月31日までの全62話。そのあとにOVAが3つ続く。
- 2002年1月〜4月: 全8話
- 2003年2月〜4月: 『GREED ISLAND』全8話
- 2004年3月〜8月: 『G・I Final』全14話
最初の家庭用ゲームは、放送開始の翌年6月。ワンダースワンの『意志を継ぐ者』とゲームボーイカラーの『ハンターの系譜』が続けて出ました。10月にはPlayStationの『幻のグリードアイランド』。12月には東京でミュージカルの初演もあった。
この4作は、どれもTVが毎週流れていた時期のもの。ここまでなら「ゲームと舞台はアニメの放送中に出る」という分け方に収まります。
ハンターハンターのゲームと舞台18作の一覧を、出た月のアニメで分ける
その分け方を、18作すべてに当てる。分けるのは3つ。出た月にTVが放送中だったか、OVAの発売と同じ月か、どちらも無い月か。
| 出た月のアニメ | 年月 | 作品 | 種類 |
|---|---|---|---|
| TVが放送中 | 2000年6月 | 意志を継ぐ者 | ワンダースワン |
| TVが放送中 | 2000年6月 | ハンターの系譜 | ゲームボーイカラー |
| TVが放送中 | 2000年10月 | 幻のグリードアイランド | PlayStation |
| TVが放送中 | 2000年12月 | ミュージカル(2000年初演) | 舞台 |
| どちらも無い | 2001年4月 | 禁断の秘宝 | ゲームボーイカラー |
| どちらも無い | 2001年4月 | それぞれの決意 | ワンダースワンカラー |
| どちらも無い | 2001年8月 | 導かれし者 | ワンダースワンカラー |
| どちらも無い | 2001年8月 | 龍脈の祭壇 | PlayStation2 |
| どちらも無い | 2001年9月 | 奪われたオーラストーン | PlayStation |
| どちらも無い | 2002年8月 | ナイトメア・オブ・ゾルディック | 舞台 |
| OVAと同じ月 | 2003年4月 | G・I | ワンダースワンカラー |
| OVAと同じ月 | 2003年4月 | みんな友だち大作戦!! | ゲームボーイアドバンス |
| OVAと同じ月 | 2004年8月 | リアルステージ HUNTER×HUNTER | 舞台 |
| TVが放送中 | 2012年9月 | ワンダーアドベンチャー | PSP |
| どちらも無い | 2023年5月 | HUNTER×HUNTER THE STAGE | 舞台 |
| どちらも無い | 2024年3〜4月 | HUNTER×HUNTER THE STAGE 2 | 舞台 |
| どちらも無い | 2025年5〜6月 | HUNTER×HUNTER THE STAGE 3 | 舞台 |
| どちらも無い | 2025年7月 | NEN×IMPACT | Switch・PS5・Steam など |
並べたのは、ハンターハンター単独のタイトルの家庭用ゲームと舞台。スマートフォン向けと他の作品との共演作は含みません。ミュージカルは2000年12月初演(2001年1月まで)で、のちに再演されたとする資料もあります。
TVが放送中の月に出たのは5作、OVAと同じ月が3作、どちらも無い月が10作。「放送中に出る」で説明できるのは、18作のうち5作だけ。
TVの最終回のあとの半年に、ゲームが5作出ている
放送中に出る、という分け方から最初にはみ出るのが2001年。1999年版のTVは2001年3月31日に終わり、最初のOVAが出るのは2002年1月17日。TVもOVAも無いこの9か月半に、家庭用ゲームが5作出ました。
1本目の『禁断の秘宝』は4月12日、TVの最終回から12日後。最後の『奪われたオーラストーン』は9月27日。1年半の放送中に出たゲーム3作より多く、1年で出た数としても18作のなかで最多。
月ごとに「アニメがあるか」を見れば、この5作はアニメの無い側に入る。けれど、1999年版がTVからOVAへ続いた5年を1つの期間として見るとどうなるか。TVの終わりからOVAまでの9か月半もその内側なので、5作はそのまま収まります。分ける単位を月から期間に広げると、いちばん多く出た年が1999年版の内側に戻ってくる。
G・Iは、OVA『GREED ISLAND』と同じ月でも発売期間の外
2つ目の例外は、2003年4月24日に出たワンダースワンカラーの『G・I』。グリードアイランドを題材にしたゲームです。同じ日には、ゲームボーイアドバンスの『みんな友だち大作戦!!』も出ました。
OVA『GREED ISLAND』全8話の最終巻は4月16日。2作は月で見ればOVAと同じ「4月」。日で見れば、発売期間が終わった8日後です。OVAの時期にはもう1作、2002年8月の『ナイトメア・オブ・ゾルディック』がある。こちらは1作目と2作目の発売期間のあいだ。OVAの時期は、発売期間と空白が交互に来ていた。
グリードアイランドを題名か題材にした作品は、時期を変えて3回出てくる。2000年の『幻のグリードアイランド』と2003年の『G・I』、2025年の舞台『THE STAGE 3』です。表で見ると、この3作は「TVが放送中」「OVAと同じ月」「どちらも無い」に1作ずつ分かれる。
同じ題材でも、出た月のアニメの有無はばらばら。俺は、G・Iの8日の差より、この3作の分かれ方のほうが、月で分けることの弱さをよく表していると思います。作中のゲームを誰が作ったかは、グリードアイランドの製作者は11人で数えています。
2011年版アニメの3年間に出たゲームは、ワンダーアドベンチャー1作
3つ目の例外は、放送期間が長いのに出た数が少ない時期。2011年版のTVは2011年10月2日から2014年9月24日まで、全148話。1999年版の62話より、放送はずっと長い。2つのアニメの違いはハンターハンターのアニメ1999年版と2011年版で比べています。
それでも、この3年間に出た家庭用ゲームは2012年9月20日のPSP『ワンダーアドベンチャー』1作。舞台は1つも無い。この時期の映像では、2013年に劇場版が2作公開されています(→ ハンターハンターの劇場版2作と0巻)。
1999年版で通用した「アニメが続いた期間で見る」という分け方も、2011年版には当てはまらない。13作がまとまっているのは、アニメ一般の時期ではなく、1999年版の5年という1つの期間。
舞台 THE STAGE と NEN×IMPACT は、2022年の連載再開のあとに並ぶ
2012年9月のワンダーアドベンチャーのあと、家庭用ゲームも舞台も10年以上出ていない。次は2023年5月、東京・天王洲 銀河劇場の舞台『HUNTER×HUNTER THE STAGE』。本誌の連載が2022年10月24日に再開してから、約半年後です。
舞台はそこから3年続く。2024年3〜4月の THE STAGE 2 はヨークシンシティ編。2025年5〜6月の THE STAGE 3 はグリードアイランド編で、原作の編の順に進んでいる。2025年7月17日には、家庭用ゲーム『NEN×IMPACT』も出ました。機種はSwitch・PS5・Steam など。
舞台は2004年8月のリアルステージ以来、19年近くあいての上演。家庭用ゲームは、ワンダーアドベンチャーから約13年ぶり。この4作が出た2023〜2025年に、新しいアニメの放送や発売はありません。連載がどう止まり、どう再開したかはハンターハンターの休載期間にまとめています。
ゲームと舞台が出た時期は、2つの期間に集まっている
出た月にアニメがあったかで分けると、18作のうち10作がアニメの無い月に入る。OVAと同じ月の3作も、日で見れば発売期間の外か、重なりが分からない。月単位の分け方では、作品の多くが説明の外に残ります。
期間で見ると形が変わる。1999年版がTVからOVAへ続いた2000〜2004年に13作。2012年の1作をはさんで、約8年と10年あまりの空白が2つ。そして2023〜2025年に4作。
2001年の5作も、2023年からの舞台も、出た月にアニメはありませんでした。ハンターハンターのゲームと舞台は、2つの期間に集まっています。1999年版アニメが続いた5年と、連載再開のあとの3年です。
まとめ|ハンターハンターのゲームと舞台はいつ出たか
- 単独タイトルの家庭用ゲーム12作と舞台6作のうち13作が、1999年版アニメのTVとOVAが続いた約5年に出た
- 出た月で分けると、TVの放送中が5作、OVAと同じ月が3作、どちらも無い月が10作
- ゲームが1年でいちばん多く出たのは2001年。TVの最終回のあとの半年に5作で、1本目は最終回の12日後
- 2011年版TVの3年間に出たのは、2012年のPSP『ワンダーアドベンチャー』1作だけ。舞台は無い
- 残る4作は2022年の連載再開のあと。舞台 THE STAGE が3作と、2025年の『NEN×IMPACT』
関連記事:

