三次試験のトリックタワーは72時間以内。四次試験のゼビル島はちょうど1週間。287期ハンター試験で期間が数字で決まっているのは、この2つだけです。
足すと10日。原作の数字だけで積めるのは、ここまで。
残る3つの課題には期間が示されていません。仮置きを足せば14日前後まで伸びる。ただし足したぶんは、根拠の強さがまちまちです。
どこまでが原作の数字で、どこから先が読みなのかを分けて積んでいきます。
※287期ハンター試験の展開に触れます。
期間が決まっている課題は、5つのうち2つ
会場にたどり着くまでの道のりは数えず、本試験の5つだけを見る。
| 課題 | 期間の数字 |
|---|---|
| 一次試験(試験官への追走) | 提示なし |
| 二次試験(料理) | 提示なし |
| 三次試験(トリックタワー) | 72時間以内 |
| 四次試験(ゼビル島) | 1週間 |
| 最終試験(逆トーナメント) | 提示なし |
3つが空欄になる。この空欄が、日数を出せない理由そのものです。
一次試験には距離の数字もある。最初の脱落者が出たのがおよそ80km地点。ただしこれはファンサイトが拾った通過点の値で、試験の全長ではありません。距離が出ていても、日数には換算できない。
トリックタワーの72時間とゼビル島の1週間で10日
確定している数字は、次の2つ。
- 三次試験: 72時間 = 3日
- 四次試験: 1週間 = 7日
合わせて10日。ここまでは原作の数字だけで出る。
四次の1週間は、短くなりようがない。条件は、必要な点数を持った状態で1週間ゼビル島にいること。先に集めても、島を出るのは1週間後です。
三次の72時間は上限として置かれた数字。ここが実際に3日ぶん使われたかどうかは、あとで検討します。
残る3つは、なぜ日数が出ないのか
空欄の3つは、数え漏らしではない。終わりを時間で決めていないからです。
一次試験が終わるのは、二次会場に着いたとき。試験官についていければ通過で、時計では区切られない。
二次試験の終わりの条件も、料理の完成であって時間ではない。しかも途中で会長が介入し、課題そのものが差し替わっている。
最終試験は逆トーナメントで、1勝すれば抜けて合格(→ ハンター試験は強さを測る試験?)。何試合こなすかは、当たった相手で変わる。
時間で切る課題が2つ、条件で切る課題が3つ。287期の試験は後者のほうが多い。
ここから先は仮置きになる
残る3つの長さは、描写から見当をつけるしかない。確定分の10日に足すのは、原作の数字ではなく仮置きです。
一次試験は、80km地点で開始からおよそ6時間とされています。その後も湿原を抜けて二次会場へ向かった。丸1日を超えたと示す描写はないので、1日と置きます。
二次試験は、課題が一度まるごと差し替わっています。やり直しのぶんを見て1日。
移動は、三次から四次へ船で2時間ほど。二次から三次へは飛行船で一夜を挟んでいる。合わせて1日ぶん。
最終試験だけは根拠が薄い。対戦数が読めないので、0.5〜2日と幅を持たせます。
足すと13〜15日。おおよそ14日前後です。
ファンサイトの年表では、287期は1月7日から21日までの15日間とされています。この日付が原作のどこで示されたものかは分かっていません。それでも、確定分10日に仮置きを足した数字とほぼ重なる。
三次の3日は、本当に3日ぶん使われたのか
確定分に入れた三次の3日から、前提を点検します。
72時間は上限であって、所要時間ではありません。ゴンたちは期限内に降りている。それなら実際は3日より短いはずで、確定分の10日は上振れではないか——という見方が立ちます。
ただ、通過者の数が確定するのは制限時間が切れたあと。ファンサイトの注記では、時間内に1階へ着いた受験生が「待機中」に亡くなったとされています。降りきった者も、その場で先へ進んだわけではないらしい。
ここは原作の描写を特定できませんでした。三次の3日は、課題の枠としては動かず、個人の所要としては短い。二重の数字として置いておきます。
揺れるのは、最終試験と一次試験
四次の1週間は動かない。期間が固定なので、他の項目がどう動いても7日ぶんは残ります。結論の下限を支えているのは、この7日。
いちばん揺れるのは最終試験。逆トーナメントの対戦数しだいで、ここは1日以上ぶれる。一次試験も全長が明かされていないぶん、もう数日ぶん動く余地がある。
つまり14日前後という数字は、確定分の10日と仮置き4日でできている。推定が3割近くを占める。1つの数字として断定できるものではありません。
翌年の288期は、1日で終わっている
日数が決まっていないことを、いちばんはっきり示すのが次の期です。
同じ年表によれば、288期は即日で終わっています。287期に15日かかった試験が、翌年は1日。同じ名前の試験で、期間が15倍違う。
期間が決まっていないという読みが、そのまま数字に出た形です。時計で切る課題が2つしかないなら、条件しだいでこれだけ短くもできる。
35回受け続けている受験者がいることも、この読みなら説明がつきます(→ トンパの目的は試験の途中で変わる)。日程も課題も毎年組み直せる試験だから、同じ受験者が何度でも通える。
合格者の人数も同じ扱い。287期の7人は枠ではなく結果でした(→ ハンター試験の合格率は約58万分の1)。人数を決めないのと、期間を決めないのは同じ作りだと俺は見ています。
年単位の経過なら、期数から読めます(→ ハンターハンターは作中で何年経ったのか)。細かい日数はぼかされ、年のほうは目印が置かれている。冨樫が数字を出す場所を選んでいる、と読める。
まとめ|ハンター試験にかかった日数
- 287期の本試験5つのうち、期間が数字で決まっているのは三次の72時間と四次の1週間だけ。合わせて10日
- 四次は必要な点数をそろえても、島を出るのは1週間後。ここが結論の下限を支えている
- 三次の72時間は上限。ただし通過者が確定するのは時間切れの後で、課題の枠としては3日ぶんとされる
- 残る3つは終わりを時間で決めていないため、時計では長さが出ない
- 仮置きを足すと14日前後。ファンサイトの年表にある15日間(1月7日〜21日)ともほぼ重なる
原作から確実に言えるのは10日ぶんまで。それ以上の数字は、最終試験の対戦数と一次試験の全長をどう見るかで決まります。
期間が書かれていないのは抜けではなく、条件で切る試験だから。時計を置かないから、翌年は1日で終わらせることもできる。
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