ハンターハンターの休載期間|単行本の発売日で数えると最長1492日

36巻が出てから37巻が出るまで、1492日。4年1か月です。集英社の書誌にある発売日を引き算すると、この数字が出る。

ただし1492日のあいだ、ずっと本誌に載らなかったわけではない。37巻に入っている10話は、発売の4年近く前に載り終わっていた。1日単位で確定できるのは発売の側の数字だけで、掲載が止まっていた長さのほうは資料によって違います。

※王位継承戦編に触れます。扱うのは単行本既刊分(〜39巻)まで。

休載期間として確定値が取れるのは、単行本の発売日だけ

休載が何日だったかは、連載再開を告げた集英社の告知に書かれていません。期間にも日数にも触れず、再開の号と発売日だけを伝えている。

確定値として使えるのは単行本の発売日です。集英社の書誌ページに1冊ずつ載っていて、日付まで確認できる。前の巻の発売日から次の巻の発売日を引けば、間隔が日数で出る。

これは「巻が出るまでにかかった時間」であって、本誌が止まっていた長さではない。2つは別の数字です。

単行本の発売日から出る間隔を、長い順に並べる

巻と巻 発売日 間隔
36巻→37巻 2018年10月4日 → 2022年11月4日 1492日
32巻→33巻 2012年12月28日 → 2016年6月3日 1253日
37巻→38巻 2022年11月4日 → 2024年9月4日 670日
38巻→39巻 2024年9月4日 → 2026年7月3日 667日
33巻→34巻 2016年6月3日 → 2017年6月26日 388日
35巻→36巻 2018年2月2日 → 2018年10月4日 244日
34巻→35巻 2017年6月26日 → 2018年2月2日 221日

最長の1492日が4年1か月にあたる。2位の1253日は3年5か月です。4年を超えたのは36巻から37巻の1回だけ。32巻より前でいちばん長いのは23巻から24巻までの580日で、1492日よりずっと短い。

3位と4位の差は3日。670日と667日のどちらが長いかを論じる意味はない。

2026年9月の時点では39巻が最新刊で、40巻の発売日は発表されていない。

1492日のうち、4年近くは「発売を待っていた時間」だった

37巻に収録されているのは No.381 から No.390 まで。この10話は2018年のうちに本誌へ載り終わっています。最後の No.390 が載ったのは2018年11月で、37巻が出たのは2022年11月4日。

差はおよそ3年11か月。つまり37巻は、中身が出そろってから4年近く発売を待った計算になります。1492日という間隔の大半が、この待ち時間だった。

連載が再開したのは2022年、週刊少年ジャンプ2022年47号から。集英社の告知に号数と発売日まで出ている。37巻が出たのは、その再開と同じ月だった。

俺が引っかかったのはこの点です。単行本の発売日は連載の進み方を表しているようで、表していない。本が出るかどうかを決めるのは掲載の状況のほうで、発売日はその後に決まります。

掲載が止まっていた長さは、報道によって数字が違う

では本誌が止まっていた期間はどれくらいか。こちらは確定値が取れない。

再開を伝えた ITmedia NEWS の記事は「誌面に載るのは3年と11カ月ぶり」と書いています。一方、ENCOUNT は同じ空白を「18年12月〜22年10月(約3年10か月)」としている。GAME Watch は「約4年を経ていよいよ再開」と書いた。3つとも同じ出来事を指しながら、数字がそろっていない。

理由は数え方です。最終掲載の号を起点にするか、発売月を起点にするか。終点を再開の告知に置くか、掲載号に置くか。どれを選ぶかで1か月ほど動きます。

発売日の側にこのぶれはない。書誌に載る日付は1つで、引き算の答えも1つ。確定値として扱えるのは発売の間隔で、掲載の空白のほうは概数どまりです。

「最長の休載は4年」がどちらの数字を指すかは決められない

「4年」という言い方は実際に使われています。GAME Watch の「約4年を経て」がその例。

ただしこの「4年」がどこから来た数字かは特定できません。掲載の空白(約3年10〜11か月)を切り上げたのかもしれない。発売の間隔(4年1か月)を指している可能性もある。

はっきりしているのは一方だけです。4年を確実に超えているのは発売の間隔で、掲載の空白はどの報道の数字を採っても4年に届かない。

前提が変われば結論も動く。掲載の空白を日付単位で確定できる資料が出てくれば、比べ方そのものが変わる。いまの結論は「公式に日付まで取れるのは発売日だけ」という前提から出たものです(→ ハンターズガイドと本編の食い違い)。

まとめ|ハンターハンターの休載期間は何日か

  • 単行本の発売間隔でいちばん長いのは36巻から37巻までの1492日。4年1か月にあたる
  • 2位は32巻から33巻までの1253日。3位と4位は670日と667日で、差は3日しかない
  • 37巻に入っている No.381 から No.390 は2018年のうちに本誌へ載り終わった。発売までは4年近く空いている
  • 掲載が止まっていた長さは、3年10か月・3年11か月・約4年と報道ごとに数字が違う。起点と終点の取り方で動く
  • 1日単位で確定できるのは発売日の側だけ。巻が出るまでの待ち時間と、本誌が止まっていた長さは別の数字になる

同じ「空白」でも、何と何のあいだを数えた数字かで答えが変わる。1492日が測っているのは巻が出るまでの待ち時間で、本誌が止まっていた長さではありません。

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