ゴンの受験番号405は、強さとは関係のない数です。ハンターハンターの番号は、来た順や席を表すものに寄っている。上下を表す数は、ハンターの星やブラックホエール号の層のような段に付いています。
番号から強さを読もうとすると、405番のゴンは最後まで残り、旅団の4番には何人も座る。冨樫は番号を、読者の予想を外す側に置いたのではないか。その仮説を、番号が出てくる場面で確かめます。
※ハンター試験編から王位継承戦編までの内容に触れます。扱うのは単行本既刊分(〜39巻)まで。
ハンター試験の受験番号は、会場に着いた順の番号
ハンター試験の会場で、ビーンズが受験者に番号札を配っていく。受験番号は、会場に着いた順に割り振られるとされる。287期の到着者は405人とされ、ゴンの405がいちばん大きい番号です(→ ビーンズ)。
番号が着いた順なら、403〜405のレオリオ・クラピカ・ゴンは最後に着いた組だったことになる。番号の大きさは、受験者の強さとは関係がない。405番のゴンは、そのまま合格者に入っています(→ ハンター試験の合格率)。
4次試験のプレートも、番号は受験番号そのもの。点数は番号とは別に付き、自分のプレートと標的のプレートが3点、それ以外が1点。番号は、誰が誰を狙うかを決める札でした(→ ゼビル島のプレート)。
幻影旅団の団員番号は、強さではなく席の番号
幻影旅団には、団長の0番から12番まで番号が付いている。この番号は強さの順ではありません。
4番の席は、人が入れ替わってきた。ヒソカは2〜3年ほど前に、4番の男と交代で入ったと語る。ヒソカが抜けたあとは、カルトが4番として加わった(→ 旅団の団員番号・ヒソカの旅団入り)。
4番の席で目を引くのは、席が先にあって、人があとから座る作りです。4番は誰か1人の強さを表す数ではなく、空けば次が座る席の番号になっている。
グリードアイランドの指定ポケットは、番号とランクが別
グリードアイランドの指定ポケットカードには、No.000から099まで番号が振られている。手に入れにくさを表すのは番号ではなく、SSからHまでのランクのほう。No.001と002は、どちらもSSランク(→ グリードアイランドのカードの数)。
番号が決めているのは、カードを収める場所だけです。ここでも、上下は数とは別の印で表されています。
番号が上下を表すのは、星・層・扉
受験番号から試しの門まで、6つの数を「上下を表すか」で分けると、こうなる。
| 番号・数 | 何で決まるか | 上下を表すか |
|---|---|---|
| 受験番号 | 会場に着いた順とされる | 表さない |
| 旅団の団員番号 | 席 | 表さない |
| 指定ポケットの番号 | 収める場所(ランクは別) | 表さない |
| ハンターの星 | 業績 | 表す |
| ブラックホエール号の層 | 乗る人の身分 | 表す(1層がいちばん上) |
| 試しの門の扉 | 押す力 | 表す |
上下を表す側の3つは、どれも上と下が決まった段です。ハンターの星は、特定の分野で業績を残すと一ツ星から三ツ星へ上がる(→ ハンターの星の条件)。
ブラックホエール号の第1層には、カキンの王族とV5の要人が乗る。第2層が著名人や富裕層、第3〜5層が一般の渡航者で、番号が小さいほど上の層になる(→ ブラックホエール号の階層)。
試しの門は、1から7まで番号の付いた扉で、番号が上がるほど重い。どの番号まで開けられるかが、押した者の力をそのまま表しています(→ 試しの門の重さ)。
カキンの王子と王妃の番号は、生まれた順と嫁いだ順
カキンの王子の「第1王子」「第14王子」も番号です。この番号は、王子が生まれた順に付いている。王位の継承順が番号どおりかは、作中で明言されていません(→ 王位継承戦の勢力)。
王妃の「第1〜第8」は嫁いだ順とされる。上位の王妃は、下位の王妃の子へ監視を送れるとされます(→ カキンの王妃)。
冨樫は番号を、強さの予想を外す側に置いた
受験番号・団員番号・指定ポケットの番号は、来た順か席か収める場所を表していた。上下を表す数は、星・層・扉のように、上と下が決まった段に付いている。
この分け方は、読者が番号から強さを読む癖を外すように働いている、と考えると筋が通ります。405番のゴンは合格し、4番の席には何人も座り、No.001と002はどちらもSSランク。番号の大きさで強さを測ろうとすると、3つとも外れる。
一方で、上下を表す数には、何で上がるかの決まりが付いている。星は業績、層は身分、扉は押す力。冨樫は、上下を言うときには理由を添え、ただの番号には上下を持たせなかった。俺はそう読みます。
王妃の番号だけは、嫁いだ順なのに上下として効いている。来た順の番号が身分と重なるところに、カキンの王家の中だけの決まりが見えます。
まとめ|ハンターハンターの番号の意味
- ハンター試験の受験番号は、会場に着いた順に振られたとされ、ゴンの405は到着者405人のいちばん大きい番号
- 幻影旅団の団員番号は団長の0番から12番までで、強さの順ではなく席。4番はヒソカの前任・ヒソカ・カルトと人が入れ替わった
- グリードアイランドの指定ポケットの番号は収める場所で、手に入れにくさはSS〜Hのランクが別に表す
- 上下を表す数は、ハンターの星・ブラックホエール号の層・試しの門の扉のように、何で上がるかの決まりが付いた段にある
- 冨樫は番号から強さを読ませず、上下には理由を添えた。王妃の番号は嫁いだ順とされ、上下としても効く例外
関連記事:
- 旅団の団員番号 — 4番の席に座った人たち
- グリードアイランドのカードの数 — 指定ポケットの番号とランク
- ブラックホエール号の階層 — 1層から5層までの乗客
- ハンターの星の条件 — 星が上がる業績
- ビーンズ — 番号札を配った協会の秘書

