サブとバラをゲンスルーと同じ基準で比べると、違うのは自分だけの発が描かれたかどうかだけ。命の音の起爆には3人とも加わっていて、戦った相手からも強い相手として見られている。
キルアは、サブのオーラの量を自分よりはるかに多いと見ていた。ビスケは、バラに「やっぱり強いよ あんた」と口にしています。
※グリードアイランド編(13〜18巻)の内容に触れます。扱うのは単行本既刊分(〜39巻)まで。
サブとバラは「かませ犬」と言われるゲンスルーの仲間
サブとバラは、爆弾魔(ボマー)ゲンスルーと組んでいた2人。ゲンスルーはハメ組の結成時からのメンバーとして正体を隠していた。そのうえでサブ・バラと3人で、ハメ組のカードを奪う側に回りました(→ ハメ組のメンバー)。
2人の評価は低い。考察ブログのワンダフルワールドによれば、バラは「ただの筋肉」「かませ犬」といった不名誉な評価を受けがち。サブも「無能参謀」と揶揄されることがある、と紹介されています。
「私の名前はジロギン。」というブログも、2人が発を使っている描写は無かったと書いている。
サブとバラの相手はキルアとビスケ|ゲンスルー組との3つの1対1
ゲンスルー組との決着は、18巻の1対1の3戦。ゴンがゲンスルー、キルアがサブ、ビスケがバラを相手にした。ビスケ対バラが No.177、キルア対サブが No.178 です。
俺がまず気になるのは、この割り当て。ゴンたちは、サブとバラにもそれぞれ1人ずつ当てている。2人を数合わせで片付けられる相手とは見ていなかった、と読めます(→ 格上に勝った戦い)。
ゲンスルー・サブ・バラの比較
3人を同じ基準で比べると、次のようになります。
| 基準 | ゲンスルー | サブ | バラ |
|---|---|---|---|
| 自分だけの発 | 描かれた | 描かれていない | 描かれていない |
| 命の音の解放 | 3人で親指を合わせる | 3人で親指を合わせる | 3人で親指を合わせる |
| 戦った相手 | ゴン | キルア | ビスケ |
差が出るのは、自分だけの発が描かれたかどうかだけ。命の音の起爆には3人とも加わっている。
サブとバラの能力(発)が描かれなかった理由
ゲンスルーには、自分の能力がはっきり描かれている。手のひらで爆発を起こす能力と、触れた相手に爆弾を付ける命の音(カウントダウン)です(→ ゲンスルーの念能力)。
サブとバラには、2人だけの発が描かれていない。命の音の解放は、3人が親指を合わせて「解放(リリース)」と唱える手順。2人も、その起爆に加わっています。
資料によれば、15巻でバラは、ボマーはゲンスルーが本体で自分たちは備品みたいなもの、と話している。2人の念は、ゲンスルーの爆弾を起爆する側に割かれていた。3人で1つの能力を回す組だったから自分の発が描かれなかった、と考えると筋が通ります。
キルアとビスケは、サブとバラの強さをどう見たか
キルアの見立ては、サブとの差をはっきり分けている。体術と筋力はキルアがやや上。けれどオーラの量はサブのほうがはるかに多く、普通の攻撃ではダメージが通らない。
ビスケはバラに「やっぱり強いよ あんた」と言った。同じ話には「あたしのが強い」という台詞もあり、ビスケは勝つ側として話しています。それでも、バラを強いと口にしたことは変わらない。
敗れたあとも、2人は捨て駒の扱いではなかった。ゲンスルーは降参の条件に、バラの治療を出しています(→ ビノールトも、同じビスケに敗れたあとの扱いが描かれた1人です)。
かませ犬という評価は、負け方に寄っている
サブとバラを比べると、ゲンスルーと違うのは自分だけの発が描かれなかった点だけ。命の音には加わっていて、戦ったキルアとビスケは2人を強い相手として見ていた。
それでも2人は、自分の発を見せる場面のないまま負けた。かませ犬という評価は、その負け方に寄っています。
冨樫はサブとバラを、負ける前から強い相手として描いた。キルアの見立てとビスケの一言が、その強さを読者に伝えている。
まとめ|サブとバラの強さ
- サブとバラは、ゲンスルーと組んでハメ組のカードを奪った2人で、「かませ犬」「ただの筋肉」「無能参謀」と言われがち
- ゲンスルーと比べて違うのは、2人だけの発が描かれなかった点。命の音の解放には3人で加わっている
- キルアは、体術は自分がやや上でも、オーラの量はサブのほうがはるかに多いと見ていた
- ビスケはバラに「やっぱり強いよ あんた」と言っている
- かませ犬という評価は、発を見せないまま負けた、その負け方に寄っていて、戦った相手の見立てとは食い違う
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