ゼビル島で、ヒソカはゲレタの首を持ってゴンの前に現れる。ヒソカが本編で殺した、原作で名前の出る8人に、熟れるのを待った相手はいません。
※天空闘技場のカストロ戦や、ヒソカとクロロの戦いのあとの死にも触れます。扱うのは単行本既刊分(〜39巻)まで。
数えるのは、原作のコマやセリフで名前が分かる相手だけで、少なくとも8人。そのうち4人は、試験や追跡の中で初めて戦ったその場で殺された。2人は、ヒソカがクロロに敗れたあとの旅団員。名前の出る相手で、一度戦って生き残った相手を2度目に殺したのはカストロだけでした。
ヒソカは、相手が熟れるまで待つ人物として知られています。ところが8人を見るかぎり、待つ相手と殺す相手は別の人です。
ヒソカの殺害シーンの典型はゲレタ|初対面の標的をその場で殺した
ゲレタは第4次試験の受験生で、ゼビル島でのヒソカの標的でした。ゲレタ自身はゴンを狙い、吹き矢の毒でゴンを動けなくして、プレートを2枚とも奪っている。そのうち44番は、ゴンが釣り竿でヒソカから取ったプレート。
ヒソカはそのゲレタを殺し、首を持ってゴンの前に現れる。ゲレタが死んだのは、試験で標的に割り当てられ、44番まで持っていたから。強い相手として選ばれたわけではない。
同じ第4次試験では、アゴンも死んでいる。ゴンがヒソカのプレートを釣り上げた直後に、ヒソカに殺された受験生です。第1次試験のチェリーは、クラピカやレオリオと一緒にヒソカに襲われ、逃げきれずに殺された。
3人とも、ヒソカと会ったその試験の中で殺されている。ヒソカの殺害シーンの多くは、この形で描かれています。
ヒソカが殺したキャラ一覧|初対面の4人・旅団員2人・再戦と追跡の2人
8人は、ヒソカとの戦いのいきさつで4つに分かれる。
| いきさつ | 相手 | 場面 |
|---|---|---|
| 初対面の場で殺した相手 | チェリー | ハンター試験の第1次試験 |
| 初対面の場で殺した相手 | アゴン・ゲレタ | ゼビル島の第4次試験 |
| 初対面の場で殺した相手 | ブシドラ | 会長選挙のさなかの追跡 |
| 旅団への仕返し | コルトピ・シャルナーク | クロロとの戦いのあと |
| 再戦で殺した相手 | カストロ | 天空闘技場の試合 |
| 追跡の途中で立ちはだかった相手 | ゴトー | キルアとアルカに同行していた道中 |
ブシドラは、清凛隊を率いて追跡をしていた途中でヒソカと出会い、隊ごと殺されています。試験の3人とブシドラは、4人とも、ヒソカと戦うのはそれが初めてだった。
コルトピとシャルナークは、ヒソカがクロロに敗れたあとに殺された旅団員。どちらも倒される瞬間は描かれず、コルトピは切り落とされた首として出てくる。旅団の死者を一人ずつ数えた話は幻影旅団の全滅説を数で確かめるにまとめた。
ヨークシン編やグリードアイランド編では、名前の出る相手がヒソカの手で死ぬ場面は描かれていません。残るカストロとゴトーは、初対面にも旅団にも当てはまらない2人です。
ヒソカがカストロを殺したのは2度目の戦い|8人の中の例外
初対面にも旅団にも入らない例外の1人目が、天空闘技場のカストロです。2年前にヒソカと戦って敗れ、そのときは死ななかった。初戦は回想で語られるだけで、戦いそのものは描かれていない。
カストロはその後、ヒソカを倒すために2年間の修行を積んだ。再戦の場では「2年前の私とは違う」と言い切っています。
再戦では、分身(ダブル)でヒソカの両腕を切り落とすところまで追い込んだ。それでもヒソカはダブルの見分け方に気づき、トランプでカストロの全身を貫く。ヒソカは敗因を「容量(メモリ)のムダ使い」と告げた(→ カストロの念能力ダブル)。
ほかの7人との違いは、2度目の戦いまでの2年間を、カストロの側が使ったことです。初戦のあとにヒソカが何を考えていたかは、本編でははっきり語られない。俺の見方では、カストロは「ヒソカが待った例」ではなく、「カストロが戻ってきた例」です。
名前の出ない相手まで含めれば、同じ形がもう1件ある。前年のハンター試験でヒソカに半殺しにされた試験官、無限四刀流の男です。前年の試験から1年をおいて、トリックタワーで仕返しに戻ってきた。そこで返り討ちにされ、首を刎ねられたとされています。時間をおいて戻ってきたのが相手の側だった点は、カストロと同じ。
同じ2人が2度戦った組の勝ち負けは、ハンターハンターの再戦で比べた。
ヒソカがゴトーを殺したのは追跡の途中|目当てはキルアとアルカ
例外の2人目はゴトーです。ヒソカと戦うのは初めてでも、ヒソカが追っていたのはキルアとアルカで、ゴトーではない。
ゴトーはゾルディック家の執事。キルアとアルカに同行していた道中で、追ってきたヒソカと出会った。カナリアとアマネにキルアの後を追わせ、自分が残ってヒソカと戦う。
コインを指で弾いて撃つ念で、一時はヒソカを追い詰めた。最後は上から降りてきたヒソカに不意を突かれ、トランプで首を切られる(→ ゴトーの念能力)。
初対面の4人は、試験の標的か、ヒソカと向き合った追跡の相手だった。ゴトーだけは、ヒソカの目当ての前に自分から立って死んだ人物です。この追跡で、ヒソカはキルアもアルカも殺していない。
ヒソカが殺さなかった相手|負けても生きているゴンとレオリオ
天空闘技場の試合では、ゴンに殴られながら「もっともっと熟れてから」と踏みとどまった。その試合でゴンは顔に一撃を入れ、44番のプレートを返した。そのうえで負けて、生き残っています(→ ヒソカの点数の意味)。
レオリオも、第1次試験でヒソカに負けて命を取られなかった1人。
ヒソカは、クロロとも天空闘技場で戦っている。その戦いに敗れたのはヒソカのほうだった(→ ヒソカvsクロロ)。死んだのはクロロではなく、そのあとの旅団員2人です。
初対面の4人、旅団員の2人、カストロとゴトー。4つのどれにも、ヒソカが育つのを待つと描かれた相手は入っていない。例外のカストロも、時間をおいて戻ってきたのはカストロの側でした。
ヒソカの「待つ」は、殺すための準備としては描かれていない。待つ相手と殺す相手は、はじめから別の人として描き分けられているように見えます。ヒソカが熟れるのを待った相手は、負けても殺される側に回っていません。
まとめ|ヒソカが殺した人
- ヒソカが殺した、原作で名前の出る相手は少なくとも8人
- 4人は初対面のその場で殺した相手(チェリー・アゴン・ゲレタ・ブシドラ)。2人はクロロに敗れたあとの旅団員(コルトピ・シャルナーク)
- 名前の出る相手を2度目の戦いで殺したのはカストロだけ。時間をおいて戻ってきたのはカストロの側だった
- ゴトーは、ヒソカが追っていたキルアとアルカの前に残って戦い、殺された
- 負けても殺されなかったゴンとレオリオのように、ヒソカが待つ相手と殺す相手は分かれて描かれている
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