2026年5月26日、冨樫義博はXに「No.421、原稿完成。」と投稿した。No.411からNo.421まで、11話ぶんの原稿が再開の前にそろったことになります。
それでも6月29日に始まった連載は、No.420までの10話で止まった。休載に入った時点で、完成の報告はNo.427まで進んでいました。
Xで知らせる完成の数と、本誌に載る話数はつながっていない。2022年・2024年・2026年の連続掲載は、どれも10話で区切られている。10話は、単行本1冊ぶんの長さとも重なります。
※連載中の話(2026年10月時点でNo.420まで掲載)の、掲載号・話数だけに触れます。扱う話の中身は単行本既刊分(〜39巻)までです。
冨樫のXの進捗報告が数えているのは、原稿の工程
冨樫のXのアカウントは2022年5月24日に始まり、集英社が本人のものと認めている。最初の投稿は「とりあえずあと4話。」の一言でした。何話のうちの4話なのかは、文面からは分からない。
その後の投稿には、話数と工程を短く書いたものが多い。「ペン入れ完了」「加筆終了、完成」「原稿完成」。同じ話数が、工程ごとに何度か出てくる。
たとえばNo.405は、2024年5月にペン入れ完了、9月に完成と報告された。ペン入れのあとにも背景や仕上げ、加筆の工程が続きます。No.410も2024年6月に「ペン入れ完了」と報告されたが、こちらは完成の報告ではない。
原稿がそろった数として読めるのは、「完成」と書かれた投稿だけです。
ハンターハンターの連載再開は、3回とも10話で区切られた
2022年の再開は、週刊少年ジャンプ2022年47号(10月24日発売)のNo.391から。No.400まで載って、また休載に入った。
2024年はNo.401からNo.410まで。10月7日発売の45号で始まり、12月9日発売の号で止まりました。
2026年はNo.411からNo.420まで。6月29日発売の31号から、9月7日発売の41号まで。37・38合併号をはさむので、号数は11でも掲載は10回です。
3回とも、ちょうど10話。391〜400は38巻、401〜410は39巻にそのまま収まっている。2022年と2024年の連続掲載は、どちらも単行本1冊ぶんにあたります(→ ハンターハンターの単行本の収録話数)。
再開の時点で、Xは何話の完成を知らせていたか
| 再開 | 掲載した話 | 話数 | 掲載の期間 | 再開の時点の完成報告 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年 | No.391〜400 | 10話 | 2022年10月24日〜12月26日 | 10話目のNo.400はまだ |
| 2024年 | No.401〜410 | 10話 | 2024年10月7日〜12月9日 | 完成の時期が分かるのはNo.405まで |
| 2026年 | No.411〜420 | 10話 | 2026年6月29日〜9月7日 | No.421まで |
2022年は、10話目のNo.400の完成が2022年11月の報告だった。再開した10月24日より後で、10話がそろう前に掲載が始まっています。
Real Sound の記事によると、2024年は再開の13日前にNo.405の完成が報告されている。No.410の完成がいつだったかは、はっきりしない。
完成の時期が分かる範囲で、再開の前に10話を超えていたのは2026年だけ。5月26日の時点で、No.411からNo.421の11話です。
10話がそろう前に始まった回と、10話を超えてから始まった回。3回の再開を見るかぎり、完成が10話に届いたら再開する、という決まった形は読み取れない。
17話のストックがあっても、載ったのは10話
2026年の数字を引き算すると、こうなる。
- No.410の掲載(2024年12月9日)からNo.411の掲載(2026年6月29日)まで、567日
- 5月26日の時点で完成していたのは、No.421−No.410で11話
- 休載に入った時点の完成はNo.427まで。427−410で17話
- 本誌に載ったのは10話。完成していて載っていないのは、No.421からNo.427の7話
567日の休載のあいだに、11話の原稿がそろっていた。掲載が終わるまでに、さらに6話増えています。それでも連続掲載は10話で止まった。
2022年は10話に届く前に始まり、2026年は17話あっても10話ぶんしか載らなかった。3回を見るかぎり、連続掲載の長さは完成の数に左右されていない。
2026年春、冨樫はXでNo.430の人物ペン入れ完了を報告した。同じ投稿には「掲載時期はジャンプ編集部の発表をお待ちください」とある。掲載の時期を知らせるのは編集部の側だと、冨樫自身が書いているわけです。
2026年の再開で描かれた場面はゴンとキルアの再登場はNo.414で扱っています。
567日・17話・10話の数字が置いている3つの前提
567日・11話・17話・10話という数字は、3つの前提の上に成り立っている。
1つ目は、「完成」の投稿を原稿がそろった数として読むこと。投稿の「完成」が、そのまま本誌に載せられる状態を指すとは限りません。ただ、完成のあとに手直しが入るとしても、2026年は完成の数が掲載の数を上回っている。つながらないという結論は変わらない。
2つ目は、2024年の数字が欠けていること。仮に2024年は再開前に10話すべてが完成していたとしても、結論は動かない。2022年と2026年の2回で、完成の数と掲載の数は逆の向きにずれているからです。
3つ目は、10話の区切りが3回ぶんの観察だということ。次の連続掲載が10話を超えれば、この区切りの読みは崩れる。
それでも、3回とも10話という数はそろいすぎています。俺はこの区切りを、完成の数ではなく単行本1冊ぶんに合わせた長さとして受け取っている。38巻と39巻が、どちらも連続掲載の1回ぶんで埋まっているのがその根拠です。
ハンターハンターの再開がいつかは、Xの完成報告では決まらない
Xの完成報告で分かるのは、原稿が何話そろったか。再開の時期は編集部の発表を待つしかない。再開したあとは、3回とも10話でした。
冨樫のXが数えているのは、描き終えた原稿の数です。本誌にいつ何話載るかは、その数では決まっていない。
まとめ|冨樫のXの進捗報告と連載再開の関係
- 冨樫のXの進捗報告は工程ごとに出る。原稿がそろった数として読めるのは「完成」と書かれた投稿
- 2022年・2024年・2026年の連続掲載は、No.391〜400/401〜410/411〜420の3回とも10話
- 2022年は10話目の完成報告(2022年11月)が再開の後。2026年は再開前に11話がそろっていた
- 2026年は休載の時点でNo.427まで完成し、17話のうち載ったのは10話。残る7話は2026年10月時点で本誌に出ていない
- 掲載の時期は編集部の発表を待つよう、冨樫自身がXで書いている
Xに「完成」が並んでも、それは次の再開の日付ではありません。休載の長さそのものは、単行本の発売日から数えた記事が別にあります。
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- ゴンとキルアの再登場はNo.414 — 2026年の再開で描かれた場面
- ハンターハンターの話数の題名 — 目次の並びから読み取れること
